「練馬から日本の教育を変える」
個別指導塾FORWARD塾長、松尾直樹です。
今日も目標を宣言して、しっかり働きましょう。
さて、本日のお題です。
昨日、生徒の一人が積分は感動する、作った人は天才だ、と言うので、数学談義に花が咲きました。積分を作ったのは、とりあえずライプニッツとニュートン、という事で良いでしょう。
「え、ニュートンってあのニュートンですか?別人?」
いや、あのニュートンですね。万有引力のニュートンです。
「えー!じゃニュートンがいなかったら積分もないし重力とか物理学も何にも無かったんですか?ニュートンっていちばん凄い数学者ですか?」
うーん、ニュートンがいなくても誰かが考案したんじゃないかな…現に微分と積分は、ニュートンと同時にライプニッツも考案しているわけで。
それに、一番すごい数学者を決めるのは難しいね。評価が単純ではないから…でも、僕はオイラー師を推しますが。
「オイラー?誰ですか?」
うーん、話すと長い。たぶん、リーマン予想に繋がる研究に端緒を付けた人。
「リーマン予想?」
うーん。リーマン予想も話すと長いねぇ……非常に重要な問題だと、思いますが……
リーマン予想は一年くらい前?に、NHKが特集を組んで、有名になったようですね。私も詳しく知らなかったので、その番組に触発されたらしい何人かの人の話と、その他ネットの情報に頼って知っている程度ですが、なかなか興味深いテーマです。
そんなわけで私はリーマン予想についてもしゃべりたい事が多くてうずうずしているのですが…今日のテーマはリーマン予想そのものではなく、それを取り上げたNHKの番組と、その番組についての批評です。昨日生徒と話すに際して、知識を確かめようと思って情報源に当たっていたら、例のNHKの特集番組を、痛烈に批判している人を見つけたのです。
批判内容の妥当性は、私にはハッキリとは判断できません。ただ、執筆者は私などよりは、ずっと当該問題に詳しい方のようです。批判の詳しい内容については、そもそも元の番組を見ていない方もいらっしゃるでしょうし、割愛します。興味のある方は「リーマン予想 ガッカリ」でGoogle検索してみてください。
さて、批判者の方が妥当な批判をしているのかは、私には判断しきれないのですが、批判者の方がそれなりの知識を踏まえて語っているらしいことと、番組に何らかのマズい点があったのだろうということは、まず間違いないと思っています。
ここからが今日の記事の要点ですが、テレビの特集番組は、かなりハッキリした間違いが多いです。私も昔はテレビや本になっていると、何となく正しいんだろうと思っていたのですが、大人になってから見てみると、私の浅学でも、見る番組毎に無理な語源解説やコンセンサスのできていない内容の断定、論理的な矛盾や話の流れの断絶などなど、ツッコミどころのない番組を見る方が珍しいようなものです。
まあ、テレビ番組を作る人たちは個々の問題の専門家ではなく、日々忙しく働いている、どちらかといえば映像の専門家です。彼らに専門的な内容を完全に理解して番組を作れと言う方が無理というものでしょう。テレビ番組に期待できるレベルはその程度で、もっと詳しく知りたい人は、専門家が書いた本を読むべきという事なのでしょう。彼らの専門である映像に関していえば、NHKスペシャルなどは、実に貴重な面白い映像を持って来ます。
だから、テレビが全くダメだというわけではないですし、興味を掻き立てるという点では大変優れた物を持っていることが多いのですが、私は中高生諸君に「テレビで聞いた話はくれぐれも鵜呑みにするな」と言っておきたいですね。話の詳細については「相当デタラメ」です。
NHKの教養番組には、小中高とずいぶんお世話になりましたから、今さら批判的なことを言うのは忘恩というものですが…(笑)
なるべく情報の裏を取るなどして、うまく付き合うと、良いと思います。
2011年06月17日
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もりあがってるけども
水を差しますね
リーマン予想
をといたとおもうんですが
誰もチェックしてくれない
論文誌からははねられたしね
以下です
http://taibuturi.fuma-kotaro.com/
私は番組を見ていないですが、番組を見た方達は、感銘を受けたようですね。件の批判記事を書かれた方も、水をさしたと看做されたようで、多くの方から批判的なコメントを受けて、それと戦わねばならなかったような様子が見えました。
私は、批判記事を書かれた方に共感的ですが……私自身に知識が無いので、最終的な結論は出せません。ただ、リーマン予想自体には非常な魅力がありそうな感じ(これも門外漢なので、「感じ」に過ぎませんが……)を持っていますが。
私が
「物理と数学のかきしっぽ」
っていう本で
リーマン予想
を解決したこと
をお知らせしようと思ったのです
ドブランジュ博士とは
ある意味関係ありませんよ
しかし、そうだとすると、こんな所で宣伝をされても意味がありません。私は門外漢で、リンクを張っていただいたデータを見て「間違っていない気がする」と私が言ったところで、何の権威づけにもなりません。
私は自分が纏めたものにどれだけの意義があるか確認したいと思い、学生時代にお世話になった大学の教授に相談に行った事があります。お二人の先生に話しましたが、お一人には門前払いを喰い(これが普通の対応なのだと思います。この先生を批判するつもりは私にはありません)もうお一人の先生が寛大にも「それならレポートをまとめて提出しなさい」と言ってくださったので、レポートを執筆して提出しました。命題論理の分析手法に図形を応用するという趣向だったのですが、「非常に面白いが命題論理の分析自体が既に完璧な手法を与えられたものなので、新たな学問的な意味は認めにくい」といった、ダメな理由も明確に示した丁寧なお返事をいただけたので、これはダメだと言われるにしても非常に得心がいきました。
もし渾身の作だという事でしたら、然るべき方に見ていただくのが良いと思います。もちろん、見ていただけることが僥倖なのであって、見ていただけない可能性の方が高いと思いますが、見て下さる方を見つけ出すこと、見ていただけるように礼を尽くしてお願いすることも含めて、認められるために必要なことであると思います。
私はお力添え出来る立場にありません。
良い方に認めていただけることを、お祈りしております。
もう100ヶ所ほど
インターネットに書き込んで
話題になるのを待っておるところです
普通のルート
「論文誌に投稿」など
は概ねあっていれば
レフェリーが修正して
掲載されるはずなのに
2回もはねられています
担当教官は退官されましたが
その前
おおよそ10年前
あらがき
程度のものを
見せたところ
「話にならない」
とこれまた突っぱねられました
100年後までに
認められればいいと
本にしたのです
気にしないでいいですよ
の一番したのpdf
コラッツ予想っていう問題
の部分的解決
です
見てみます?