FORWARD塾長、松尾直樹です。
化学の指導をしていて、ふと周期表の事が気になりました。
周期表というのは、化学の教科書の表紙裏などに必ず印刷されている
様々な元素を、似た性質のもの同士を近づけて書き並べた表です。
メンデレーエフという人が、発表したことになっています。
(もっとも、当時の学者の多くはそのようなものが可能と感じ、
実際に複数の人が作成を試みていたようなので、
決してメンデレーエフが突如として思いついたわけではないようです)
「水兵リーベ僕の船……」と覚えます。
さて、この周期表、教科書などには
「元素を原子番号順に並べると、一定周期で似た性質の元素が現れる。
この性質を周期律と呼び、周期律に従って元素を並べたのが周期表」
といった調子で紹介されますが、これは順序がおかしくないでしょうか。
周期表が作られた時点では、未発見の原子もあったのです。
(むしろ周期表を根拠に、未発見の元素の存在が予言された)
ところどころ未発見の元素が紛れ込んだ状態では、
原子番号を決められないのではないでしょうか?
また、無理に番号を振っても、
途中に穴があるせいで、周期が乱れてしまうのでは?
それで調べたのですが、メンデレーエフが周期表を発表したのが1869年
そして「水兵リーベ僕の船……」で覚える範囲の元素は、
そのときほぼ全て発見されていたようです。(ただし希ガスを除く)
ウィキペディアに「化学元素発見の年表」という項目があります。
つまり、未発見の元素が周期の最初の方からおおよそ排除された事で、
ようやく周期表の作成が可能になった……というのが実態のようですね。
ちなみに、希ガスの発見が遅れたのは、希ガスが他の物質とほとんど反応せず
そのため存在する事に気付きづらかった……という事情です。
へぇ〜へぇ〜へぇ〜(ネタが古いですか。そうですか)
2010年05月22日
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