「御意」って、どれくらいの人が読めて、意味が分かるのでしょうか。
「ぎょい」で、意味はいくつかありますが、
とりあえず私が話題に出したのは、相手に同意する言葉としてです。
君主に対して「御意のまま(お考えの通りです・仰る通りです)」と言うのを
省略して「御意!」と言うヤツですね。
おどけて今でも時々使う、といった認識を持っています。
マニアックな言葉と感じる方もいらっしゃるでしょう。
そんなの時代劇でよく聞くじゃないか、常識だろう、という方もあるでしょう。
実態は、その中間、あるいはどちらでもあり、どちらでもないんですね。
確かに時代劇などでよく出て来るから、別に難しい勉強をしている人でなくても
だれだって知っていてもおかしくない。
けれども、実態は読めない人も多い。子供の多くは読めない。
常識で有り得ると思われるし、常識であってほしいけれど、
それが共有されていないし、それは普通な事で、批判したって仕方ない。
問題は、自分が、あるいは自分の子供や教え子が、
こうしたちょっとした言葉をどれだけ知っているかです。
意識的に様々な言葉に触れて、自分でも積極的に様々な言葉を使っていれば、
自然と身に付くと思うのですが。
語彙力は大切だと言いますが、それは何も難しい言葉に限りません。
例えば時代劇に出て来る古めかしい言葉を、自分でも自然に使いこなせるか。
そういうところから、つながっていきます。
2010年05月13日
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