生徒が読んでいた英文に「faith」という単語が出てきました。
goo辞書でひくと「信念・信仰・信義・誓約」とあります。
この単語、私にとって、ちょっと思い出深い単語でありまして。
高校1年か中3くらいだったと思うのですが、
テストか何かで見た英文中に、この単語が出て来たのです。
その文は物語で、主人公の女性(たしか子供もいる年齢)が、
親……か、誰かが亡くなった後の、憂鬱な冬の様子を描いています。
最後には、その亡くなった親御さんが植えていたクロッカスが
春になって花を咲かせたのを見て、
どんな冬もいずれ去るのだと実感する、といった流れでした。
その、まだ冬の寒さに凍えて苦しい思いをしているときに
「Sometimes, the faith is difficult.」
という文が登場するのです。
「時に信仰は困難を伴う」とでも訳しましょうか。
ギョッとしました。私は、まあ日本人の過半数がそうであろうように
特別深い信仰というものを持っていませんし、
日常でそういったものに触れるシーンもありません。
育った家庭も、結婚式は教会で、葬式は寺で、
新年の初詣は神社にするような家です。
なので、普通の日常の、溜め息まじりの呟きに、
「faith」などという単語が突然混ざる事に驚いたのです。
キリスト教圏と日本の、文化の違いを垣間見た瞬間でした。
語学学習は、異国の文化を垣間見る事にも繋がり、面白いですね。
2010年03月10日
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