2010年03月02日

ヘリウム原子一個の大きさは?

生徒の解いていた問題に
「ヘリウム原子一個の大きさはだいたいどのくらい?」
という選択式の問題があったのですが、
これ、一見するとマニアックですよねぇ。
ヘリウムとかナトリウムとか、いちいち大きさを覚えろってかい?

ところがこれが、しっかり化学や物理を勉強していると、
分かるらしいんですよ。

「オングストローム」という単位があります。
オングストロームさんという人が提唱した単位で、
ウィキペディアによれば、本人は特に名前をつけなかったけれど、
後世の人々が「オングストローム単位」と呼び、
さらに略して「オングストローム」と呼ぶようになったそうで。
光の波長などを記述するのにちょうど良いそうです。
1オングストローム=10のマイナス10乗メートル
つまり0.0000000001mですね。
0.1ナノメートル、あるいは100ピコメートルに相当するそうです。
「10のマイナス10乗メートル」というのは、10が二つ重なっていて覚え易いですね。

それで、水素原子の大きさが、おおよそ1オングストロームなんだそうで。
つまり、ヘリウムとて、1オングストロームから、そう外れていないはず、と。

最近知った話なのですが、なるほどなぁと思います。
つまり、分子の大きさなどを理解する上でオングストロームという
覚え易い単位があるんだから、それで覚えていなくちゃね。
だから、ヘリウムの大きさくらいは答えられて当然だよね?
というわけです。冒頭の問題は、実はマニアックでもなんでもない。

こういう、ものの見方が変わる知識というのは、面白いですね。
まぁ、ものの見方が変わると言っても、今回の場合は
所詮、ひとつの問題に対する見方に過ぎないですが……

そういえば、分子レベルの技術を「ナノテクノロジー」と言いますね。
それを知っていて、「ナノメートル」という単位が何メートルか分かっていれば
そのへんからも、おおよそ答えは出せるのかしら。
オングストロームからのアプローチと比べると、
ちょっと自信がない選択になりそうですが……
posted by FORWARD-ac at 12:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 理科
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