2014年12月28日

恐竜絶滅の隕石 もう一個あった!?

教育で練馬から世界を変える!
石神井公園の個別指導塾FORWARD塾長、松尾です。

なんだかエイプリルフールのネタ記事のようなタイトルを付けてしまいました(苦笑)が、ネタでも何でもなく、恐竜を絶滅に追いやった隕石はひとつではないという説が浮上しているのだそうです。数十万年以内に二つの隕石が相次いで(だいぶ間があいている気もしますが、恐竜が繁栄した中生代が2億年続いたのと比べれば、相次いだ、と言っても良い?)地球に衝突し、大絶滅を引き起こしたらしいです。

地質年代を分ける明瞭な線として、古生代と中生代を分けるP-T境界と、中生代と新生代を分けるK-T境界(恐竜が絶滅した際のもの)が有名です。僕の記憶では、僕が小学生だったころ、今から20年かもう少し前くらいに、恐竜絶滅の原因は隕石だという話が一般レベルにも定着したように思います。隕石落下は以前から恐竜絶滅の原因のひとつとして可能性が取りざたされていましたが、中米ユカタン半島に隕石の落下跡が確認され、定説となりました。(あまり関係ないですが、ユカタン半島の隕石跡は地図を見てもまったく何処だか分からないんですよね。現地で「セノーテ」と呼ばれる鍾乳洞の陥没穴の分布が、クレーターの外周を示している、らしいですが)

さて、最近になって、ユカタン半島に落ちた隕石の30万年ほどあと、もうひとつインド洋に巨大隕石が落ちている事が発見されたそうです。インド沖にあり、巨大な破壊をもたらしたというので、ヒンドゥー神話の破壊神「シヴァ」の名を取り「シバ・クレーター」と名付けられたとか。浅い角度で隕石がぶつかった事、その後の地殻変動の影響を受けた事で、クレーターらしい円形にはなっておらず、海底という事もあり今まで気づかれなかったのでしょう。しかし、クレーターの大きさは極めて大きいようです。wikipediaには「地球上最大の隕石クレーター、フレデフォート・ドームを上回る」とあるので、「シバクレーターは地球上最大のクレーターである」と言って良いんじゃないかと思うのですが……今のところは、調査中のためか、上記の持って回った表現になっております。

ちなみに、現生人類の歴史は高々10万年か、長めにとっても50万年さかのぼるのは難しいのが現在の一般的な見解のようです。今日のような消費生活が生まれたのは、たったの200年ほど前。地球のスケールは大きい
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2014年12月24日

火山噴火の影響はどれくらい大きくなる?

練馬から教育で世界を変える!
西武池袋線・石神井公園駅の個別指導塾FORWARD塾長、松尾直樹です。

地球滅亡みたいな話ばかりしていると、子供達から「中二病」と揶揄されるのですが……いえいえ、これは地学の話です!!

隕石は大きいものが落ちたら、地球には破滅的な影響が出るとイメージできます。しかし、火山はどうでしょう? 火山活動でどれだけ被害が出るのだろうか。正直なところ、私は最近まで、火山でそんなに広範な災害が発生するとは考えていませんでした。しかし、それは間違っていたようです。

身近なところで日本国内を見ると、例えばwikipediaの「破局噴火」の記事に「7300年前に鹿児島県南方沖の海底火山(鬼界カルデラ)で起きた巨大噴火が、当時の南九州で栄えていた縄文文化を壊滅させたことは、考古学上よく知られている……火砕流は半径100kmの範囲に広がり、大分県でも50cmもの厚みのある火山灰層が観察される」とあります。wikipediaでその「鬼界カルデラ」の記事を読むと、「西日本、特に九州の先史時代から縄文初期の文明も人もこの噴火で途絶えたと考えられている。縄文初期の遺跡や遺物が東日本・東北に集中している理由と考えられている」とあります。縄文時代の先進的な技術遺構のある遺跡というと、青森県の三内丸山遺跡が著名ですが、鬼界カルデラの噴火が無ければ日本中に同様の優れた文明が築かれていたのかもしれません。

さて、鬼界カルデラの噴火よりゼロひとつ多い7万年前に、東南アジアのトバ火山と呼ばれる火山が噴火したそうです。この時はそのまま地球がヴュルム氷期に突入。当時地球上に生きていた人類は現生人類とネアンデルタール人を除いてほぼ絶滅。現生人類も地球総人口1万人程度まで激減したそうです。

さらに、恐らく地球史上最も生命を脅かした火山活動は、巨大大陸パンゲアを分断した溶岩噴出だそうです。その影響による長期間の太陽光遮蔽、寒冷化、酸性酸化物の流入による海洋の深刻な酸性化と酸素欠乏により、地球上の生命の90%以上が絶滅し、あまりに生命が失われ環境は破壊されたために、長期にわたり生物種の回復が遅れたそうです。この事件を境に古生代と中生代を分け、古生代の最後、ペルム紀と中生代の始まりである三畳紀の頭文字をとって、この一連の大量絶滅事件を「P-T境界事変」と呼ぶそうです。


地震も恐ろしい災害ですが、火山活動も破滅的な影響を及ぼす。こうして見てみると、我々が経済活動を行っているこの土地は、実に薄氷を踏むようなものであると思い知らされます。明日起きるというのではないけれど、いつかは必ず、大地は再び火を噴くのでしょう。人類は驚くほどの科学文明を発展させましたが、未だ以って、こうした大規模な現象に対して、私たちは呆れるほど無力であり続けています。
posted by FORWARD-ac at 20:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 地理・地学

2014年12月19日

平らなフランス・山国日本

教育で練馬から世界を変える!
石神井公園の個別指導塾FORWARD塾長、松尾です。

本日は単発の話題です。突然ですがフランスの地理について。

改めてフランスの地図を見ると、ひどく違和感を感じます。ペッタンコなのです。山が無い。
東の国境線にヴォージュ山脈というのがあるが、たいして急峻ではない。
ヴォージュ山脈の南にジュラ山脈がある。地質年代区分で言うところの「ジュラ紀」の「ジュラ」です。ジュラ山脈はちょっと急峻。
それから更に南にアルプス山脈。これは誰でも知っている急峻な山脈。ここにフランス最高峰モンブランがある。
あとスペインとの国境にピレネー山脈。けっこう急峻。

というわけで、国境に山脈が四筋ある。あとは南東の方はちょっと高くなっている。以上です。

これと比べると日本は実に山国だなと実感させられます。日本の中学受験生が、いったいどれだけ沢山の山地山脈を覚える事か……びっくりするほどペッタンコな、フランスです。
posted by FORWARD-ac at 19:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 地理・地学

更新が滞っております……

教育で練馬から世界を変える!
石神井公園の個別指導塾FORWARD塾長、松尾直樹です。

また間をあけてしまいました……
どうも生徒の事が気になっていると、記事など書いている場合ではないという気になってしまいます。
が、勉強は(それこそ菅原道真を巡る歴史の話から、クダラナーイ雑学まで)様々にしているので、ネタはたっぷりあります。ぼちぼち、書いて行くようにしようと思います。
posted by FORWARD-ac at 17:55| Comment(0) | TrackBack(0) | ごあいさつ・漫談